前回は、Doingも大切だけど、Beingも重要だよねって話でした。で、今回は、どうすれば、Beingを意識できるように
なるのか?ということについてです。
前回にも書きましたが、Beingとは「どうあるか」ということで、心構え、姿勢、意識とも言えるもので抽象的なものです。
Doingとは「どうやるか」ということで、行動や方法のような具体的なものです。
Beingとは、
・どうあるのか?
・どうありたいのか?
・自分の存在はなんなのか?
ということなんですが、そんな哲学的なことは中々わかりませんよね・・・。
でも、そのヒントは、ロバート・ゴーフィー&ガレス・ジョーンズ著の「なぜ、あなたがリーダーなのか?」の中 にありました。
その本には、本物のリーダーシップは、「自分らしさ」の中にあると書いてあり、本物のリーダーには、以下の3つの要素があると書いてあります。
- 言動一致
- 本質的に首尾一貫している
- 自分らしくあること
チームメンバーやフォロワーは、あなたが本物のリーダーなのかを見極めるために
- あなたは他の人と何が違うのか?
- あなたについて行くべきだと我々に思わせるような、あなたならではの特別なものは何か?
を見ているそうです。
つまり、自分はリーダーだと宣言してもなれるものでもなく、フォロワーが
「あなたがリーダーだ」と認める時にリーダーになれると言っています。
まあ、確かにそうでしょうね・・・・。
本物のリーダーが持つ3要素のうちの、「言動一致」と「首尾一貫」はある程度
努力すればできるのではないかと思います。
大企業だと中々難しいかもですが・・・。
難しいのは、3つ目の「自分らしくあること」ですね。
まずは第一に、どうやって「自分らしさ」を知ればいいのか?
自分らしさは、正直な気持ちで、自らに問うことでわかることもあります。
もしかしたら、心底楽しいことをしている時に自分らしさがわかるかもしれません。
もしかしたら、過去の自分を疑ってかかることで自分らしさがわかるかもしれません。
もしかしたら、自分の原点・原体験を探ることで自分らしさがわかるかもしれません。
- 小さい頃に気になっていたこと
- 子供の頃に好きだった風景
- 子供の頃に好きだった遊び
のようなものの中から自分らしさのヒントが 隠れているかもしれません。
では、自分らしさがわかったら、「自分らしくある」ために、何をすればいいのか?
自分らしさを自分で演じるというのもアリです。
以前に書いたように、ボヘミアンラプソディでフレディ・マーキュリーが、「自分が何であるかは自分で決める」と宣言したように、自らが宣言することもアリです。
あと、まずは、自分らしいことを、やってみてフィードバックを得て、自分らしさを確認することで、より自分らしくあることに近づくこともアリです。
今回は、自分らしさ(Being)という、若干わかりずらい事柄でしたが、最近の傾向として、老若男女が「自分らしさ」を求めている気がして、こんなことを書いてみました。
皆さんは、どう思われますか?