ポジティブ心理学では、どんな人にとってもポジティブ感情が大切だと説いていますが、何でもポジティブがいいわけではありません。
- 良いポジティブ
- 悪いポジティブ
- 良いネガティブ
- 悪いネガティブ
という4つのがあって、それらのバランスが重要なんです。
■良いポジティブ
- 人の良いところを認める
- 周りへの影響や人の気持ちを配慮する
- 思いやりの心で、感謝し、親切にする
- 意味のある目的や目標に向かう
- 達成に向かってチャレンジをする
■悪いポジティブ
- リスクや影響を考えない
- 周りの人の気持ちを考えない。独りよがり
- 楽なことを求めて、困難を乗り越えようとしない
■良いネガティブ
- リスクを予見して行動する
- 愛を持って叱る・注意する
- 目的達成のために不得意なことでもやり抜く
- 自分の欠点や弱点を認めて直す
■悪いネガティブ
- 出来ていない所や悪い所ばかりを指摘する
- 完ぺきを求めて新しいことへのチャレンジを抑制してしまう
- 感情的に怒る
基本的に、悪いのはネガティブだろうがポジティブだろうがあまり良くない訳です。
悪天候の中、行けるっしょって飛び立つ ポジティブなパイロットの飛行機に乗りたく 無いし、赤信号でも、俺なら、突っ込んでも大丈夫っしょって言って、交差点に飛び込む人がいたら、必死に止めますよね・・・。
ネガティブでもポジティブでも良い方向であればいいのです。
でも、こういうのって表裏一体ですよね。
ネガティブ・ポジティブとは、若干ニュアンスが違いますが、弱みだって、言い換えば、なんでも強みになっちゃう。
この前、あるコンビの漫才を見てたら、「お前、すげーデブだな!」って相方が言うと「俺は氷河期に備えて準備してるんだ」って言うと 「めっちゃポジティブ〜」って言うやり取り で笑っちゃいました。
笑えるほどポジティブじゃ無いかもしれませんが組織やチームがポジティブに変わるとすごいパフォーマンスが出るようになります。
ポジティブ心理学で組織を変えるセミナーも開催しているので、そちらも興味があればお越しください。